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            元八王子地域の代表的な湧水についてご紹介します。

       ■月夜峰の湧水

 北条氏照の月夜峰台地から地下に浸透した雨水が城山川
 護岸側壁より湧出している。
 具体的な場所は城山川の右岸、不動橋袂の護岸中腹から
 出ており水質も良く、汲みに来る人もいる。
 この湧水は水量も多く年間を通してほぼ一定である。
       平均水量:毎分60リットル
       真夏でも平均水温は16℃

















     
     

     ■春日池(榎湧水)


この湧水は北浅川からの伏流水であるが
古来より砂礫層を通して湧出し地域の生活
用水として親しまれている。
(場所:四谷町1076番地北)

湧水口には榎の老木が斜めに生えており
榎湧水とも言われている。

昔からホタルの名所として知られていたが
約30年前から姿を消した。
原因は人家が増えて家庭排水による汚染と
推測されている。










     ■いぼとりの水

弐分方町の市川さん宅の敷地内にあるこの
湧水は、その昔、この水をつけると奇妙に
「いぼ」が取れるという伝説があり、いつとは
なしに「いぼとりの水」と呼ばれるようになった。水質も良く年間を通して一定量が湧出している。
ただし、水量は少なく毎分2リットル程度である。




なお、個人が管理しているので見学の際は
許可が必要である。







     


        ■横川弁天池


この池も北浅川の伏流水である。
最近は浸透量が減り、乾季には水がなくなる。かってはサンショウウオが生息していたが現在は全く見られない。
希少植物として「タコノアシ」が見られたが生育環境が悪化したので別の場所に移植されている。

平成19年度、八王子市では池の湧水を復活させようと「弁天池整備計画」を立てて平成20年度に完成をめざしている。











   
                  改修後の横川弁天池

            
■泉町湧水群
      
           北浅川からの伏流水があちこちから湧出している。

      



    《地域の湧水》